検診
マメ氏の一歳半検診で、ベビーカーを押して役所まで行く。同い年の子どもがうようよいるシチュエーションが面白かった。皆思い思いに怯え、検査に泣いている。マメ氏はおっとりしたタイプであまり場所見知りも人見知りもしないのだが、周りの幼児がわんわん泣いていることに異常を感じたのか、身長と頭のサイズを測られている間にどんどん顔がクシャクシャになり、最終的にはウッウッと泣いていた。が、検査自体は順調。唯一、医者に「発話がまだ初期段階なので要観察」と言われたが、そのあとの保健師のヒアリングのときには「えっ、全然要観察レベルじゃないですよ。いっぱい喋ってます」と言われ、不思議な意見の不一致を見た。まあブーブージャ(消防車)だのアンパン(アンパンマン)だの言っているから今はいいだろう。しかしまあ今日は風が強かった。何か危ないものがベビーカーに向かって飛んできたらどうしよう、と思うと気が気ではなかった。強風の恐ろしさを人生で一番感じた日だったかもしれない。