満月

冴えない一日だった。肌は荒れており、一日中寒く、仕事はちっとも終わらず、Twitterのタイムラインを見ていたら偶然、長くフォローしてくれていた人にリムーブされていることに気づき、世の人々がみな私の100倍輝いて見え、子どもは夕飯をなかなか食べ終えてくれなかった。良かったのは朝、小説のプロットについて修正のための考えをまとめられたことくらいだ。やはり朝は小説のことを、後回しにしてしまいがちなことをするのが良いようだ。日中、仕事の用事で出掛けている最中にテイルズオブエターニアのOP曲を聴き、懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった。これをプレイしていた頃、家庭の状況がよくなくて、私は(今思えば)毎日現実逃避に必死だったのだ。ゲームは楽しかった。エターニアのラストシーン(飛び立つ宇宙船、そして……)では泣いた。でも本当は私は私のために泣きたかったのだ。今日は満月で気圧も低く、神経やメンタルにはよくない設定の日でもあったらしい。こういう日は早く寝るに限る。

日記