駆逐

AIの領域で起業した知人から、AIがらみの仕事を受注することに。彼の話を聞いて、2年後には一般のWEB記事ライターは実質的に駆逐されているだろうと感じた。駆逐というか役割変更か。遠からず、普通のライター=AIのチューニング役になるのだと思う。私はgeminiとclaudeをメインで使うのでよくわかるが、長文が得意なAIはもはやその辺のライターよりずっと構成力も語彙もある。佐藤友美さんも書かれていた通り、10万字ほどのブックライティングだって充分こなせる。この先人間が人間の価値を発揮するには、人間にしかないひらめき、洞察、追求力を磨くしかない。……と書いて思ったけど、それって別に本当は今までと変わらないんだよな。星新一の「処刑」のような話だ。とはいえ、実質的に「手作業で食える領域が減る」という変化はあるはずだが。知人に「こういう仕事を頼める書き手って全然いないんですよ。小池さんとあと⚪︎⚪︎さんしか思い浮かばなかった」と言われて、まだかろうじて私にはAIにできない仕事ができるらしい、と思った。磨いていこう。

日記