ルッコラ
昨日行った「ウィーアーザファーム」でお土産にもらったルッコラを朝食に出す。多めのオリーブオイルでカリカリに焼いたベーコンを、油ごとふりかけただけだが美味しかった。歯応えがしっかりあって苦いのが良い。夫にも好評。「風立ちぬ」に出てきた、ルッコラサラダをむさぼり食べるシーンを思い出した。あまりあれは美味しそうに見えなかったけれど。仕事が今日も猛烈だったため、昼休みは気分転換に本屋を歩く。ビジネス書や美容本を見ると「もっともっと」が激しすぎてうんざりしてくる。そういえばルッコラの花言葉は「競争心」「私を見て」なのだそうだ。ルッコラの領域から逃げ、買うか悩んでいた宇野常寛の『庭の話』と、あともう一冊目についた人文書を買う。二冊で六千円台。本にそれだけの価値がないとは全く思っていないが、それにしても財布への打撃はなかなかのものだ。