ぎらぎら
久しぶりに夜の外出。夫に子どもをまかせて、渋谷で友人Hさん・Hさんの長年の友人Aさんと食事をする。全員広義の出版・編集属性の人間なので怒涛の勢いでコンテンツの話をし続けてとても楽しかった。この属性の人たちと話しているといつも感じるのだが、企画を立てて生きている人間は、新しい企画の話になるとスーッと独特のモードが起動する気配がして面白い。いや、新たに何かがオンになるというより、普段も“企画者機能”はオンになりっぱなしで、企画の気配をキャッチするとそこ以外の回路に流す電流が自動的に減少し、企画者としての機能だけがくっきりしてくる感じなのかもしれない。特に書籍の編集者は、企画の話になると目の奥が本当にぎらりとする。そのぎらぎらを見ていたら、私ももっと企画を作ろうという気持ちになった。